eBPMNというEclipse RCPベースのBPMNモデリングツールを発見。
EMF(Eclipse Modeling Framework)/GEF(Graphical Editting Framework)で構築されていると思われます。
BPMN1.0のグラフ要素やタスクのマーカーなどは一通りそろっています。ダイアグラム作成にたどりつくまでに、組織のレーンやロールなどをウィザードに入力していくので少し取っつきにくいですが、ダイアグラムでの操作性は、まあまあだと思います。
BPMNモデルは、.bpmnという拡張子のXMLファイルに保存されます。イメージファイルを出力可能(SVGにも対応しています)。
今のところ絵が描けるだけですし、ドキュメントも未整備(スクリーンショットによるチュートリアルはあります)ですが、今後の発展に期待しようと思います。
Eclipse RCPの基盤であるSWTは、WPFで動作するようになるみたい(Microsoftが肩入れしている模様)なので、eBPMNはWPFで動作する世界初のBPMNモデリングツールになりそうです。
このツールは、eFace(WPFアプリをJavaで開発できるツール)と同じところにありました。eFaceはXAMLのコードビハインドにJavaのコードが書けるというものらしいです。
Eclipse RCPは.NET Frameworkを要求するようになるのでしょうか？ WPFはレンダリングエンジンとしての位置づけなので、ない場合はネイティブモードで動作するのかな。
