Windows 10 を古い MacBook Air にインストールしたのが半年前。
その後ほとんど稼働してません。
なぜ使わないのか
- 自宅で MacBook を使う時は外付けキーボードとディスプレイに接続するので、メインの MacBook Pro といちいちつなぎかえるのがとても面倒くさい。
- 会社の業務は会社パソコンで完結してるので自宅マシンで続きをやることもない。
- ここ半年、自宅で Visual Studio 使うこともほぼなかった。
年賀状の宛名印刷ぐらいしか使いませんでした。
仮想マシンでよいのでは
たまにちょっと使うだけなら VMware Fusion のような仮想環境でもいいんですが、外部ディスプレイの広い画面で使うと遅さが目立ちます。VMware も頑張ってディスプレイドライバのパフォーマンス改善してるのでしょうが本格的な作業には耐えられない感じです。
じゃあ BootCamp でいいじゃない
MacBook Pro は家庭内でもほとんど持ち運ばないので、昔のタワー型 PC のようにマルチブート / マルチ OS で運用してもいいかなと思い Air から Pro の BootCamp に移行することにしました。これでマシンを減らしてスペースを広くできます。VMware Fusion の仮想マシンも不要になるのでディスクスペースも。
ライセンスの移行
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、WSH のコマンドを叩きます。
アクティベーションIDを表示し
> slmgr /dlv
アクティベーションを解除します。
> slmgr /upk <Activation ID>
この後 MacBook Pro 側の BootCamp で Windows 10 をインストールする時にプロダクト ID を入力したのですが、ライセンス認証画面でエラーになってました。
自力解決できない感じだったので、画面の表示に従って、マイクロソフトのライセンス認証窓口に初めて電話しました。自動応答に従ってもエラー解消されなくてオペレーターの人と会話してようやく認証成功。
話それますが、Microsoft の2ファクター認証を SMS から Android アプリにスイッチしたのですが、認証が求められるとアプリの通知が来て、アプリを開かなくても通知をタップすることで承認できるので使いやすいです。機種変しても安心ですし。
導入ソフトウェア
BootCamp
Apple Software Update で最新の 6.0 を導入。
Chrome
Edge も良いんですがやはり Chrome を使ってしまいます。Inbox 使ってるのもあるけど、Android にスイッチしていっそう Google 依存度が高まってます。DevTools も便利だし。
Google Drive
ファイルも Google に預けてます。
Dropbox
メモとか各種アプリの設定ファイルとか PDF とか ePub とか置いて PC / スマホのアプリから使います。
Git for Windows
Source Tree とかは使わなくなりました。元 msysgit というツールで MinGW が基盤として使われており、これ入れるだけで Unix Like 環境が手に入ります。Cygwin も使わなくなりました。Cygwin で頑張るぐらいなら OS X 起動します。
Emacs 24.5 64bit build IME patch
64bit IME パッチ適用済みビルドを導入しました。Emacs に閉じこもっている分には OS X も Windows も変わりません。フォントは Consolas とメイリオを設定してみました。
Visual Studio 2015 Community Update1
あまり追ってなかったけど、昨年12月にもう Update1 が出てました。Android とか Java SE のサポートが増えており、C++ のネイティブ開発も Android / iOS サポート、Clang サポートと .NET に止まらない IDE として進化しています。
Visual Studio 2015 で開発できる言語 / プラットフォームがどんどん増えてる。もう Cygwin とかで Unix あがきしないほうがいいんだな。 pic.twitter.com/b0R1oOiWrX
— MH (@kondoumh) 2016年1月16日
とはいえ、C# / MFC の開発以外で Visual Studio を使う気はあまりしません。
Visual Studio Code
OS X でも使ってるし一応導入。
https://www.visualstudio.com/ja-jp/products/code-vs.aspx
Paint Shop Pro X8
Corel のフォトレタッチツール最新版を導入しました。操作に慣れてるし、数年に一度気が向いたら最新版を買っています。
Adobe のクリエイティブクラウドにもちょっと興味があります。
MouseGestureL
OS X の BetterTouchTool 的な位置づけです。
Source Han Code JP
コード書き用フォント。Visual Studio / Visual Studio Code に設定してます。
Windows 10 on BootCamp
Broadwell 世代 Core i7 でメモリ16GB 搭載マシンなので Windows 10 を走らせるには十分すぎるスペックです。再起動するだけで OS X / Windows 10 を切り替えられて、Magic Keyboard / Mouse / Trackpad のペアリングも自動なのでかなり快適になりました。
BootCamp の Windows サポートをインストールすることで
インストール直後ディスプレイごとのフォントスケール変えられないと思ってしまいましたがちゃんと変えられました。Windows 8.1 からできてるようですね。OS X はディスプレイごとに仮想画面を切り替えられますが、Windows 10 は複数ディスプレイの画面がまとめて切り替わるイメージです。
OS X で使う場合に比べ比べて微妙なところは次の3点ぐらいです。
- BetterTouchTool がないから Magic Mouse でタップが効かずクリックしなければいけない (Windows 用マウス使う方が快適です)
- スクロールがピクセル単位じゃない
- OS X の Emacs ライクなキーバインドがないからコード書きとか文章書きで結構ストレス