Visual Studio 2017 がリリースされ、Community / Professional / Enterprise 全てのエディションが利用可能になりました。
Community を VMware Fusion の仮想マシンにインストールしてみました。
インストーラ改善
インストールエクスペリエンスの改善ということで、必要な機能だけを素早くインストールできるようインストーラーが刷新されました。
ワークロードが、
- ユニバーサル Windows プラットフォーム開発
- .NET デスクトップ開発
- C++ によるデスクトップ開発
- ASP.NET と Web 開発
などの単位で分類されており、必要なものだけを選択して導入できるようになっています。
ひとまず上の4つをインストールしたら30分もかからずに導入が完了しました。
なお、ワークロードやコンポーネントを追加したい場合、新規プロジェクト作成ダイアログで「探しているものが見つからない場合 : Visual Studio インストーラーを開く」というリンクからインストーラーを起動できます。
MFC 開発環境のセットアップ
MFC アプリは、「C++ によるデスクトップ開発」を選択するだけではビルドできませんでした。
インストーラの「個別のコンポーネント」タブで、
- MFC と ATL のサポート (X86 と X64)
- Windows 8.1 SDK
- Windows Universal CRT SDK
- 標準ライブラリモジュール
を追加でチェックして導入する必要がありました。
Xamarin 開発環境
Xamarin の開発をするには、28GB 程度のディスク容量が必要です。Android エミュレータが 20GB 近くを占めている模様。
仮想マシンのディスク容量は 60GB にしてたので、Xamarin 開発環境を整えるには、増やす必要があります。Visual Studio for Mac (元 Xamarin Studio) の方が良さげな印象があるので、macOS ユーザーは for Mac の Community 版相当を待った方が良いかもしれません。
[追記] Visual Studio の歴史を振り返ってみました。