RSSでイシューを配信

今のプロジェクトでは、要求変更やプログラムの不具合といったIssueをオープンソースのWebツールで管理しています。Bugzillaなどに代表されるツールです。最初IssueTrackerというのを使っていたのですが、現在はFlyspray(殺虫剤?)というのを採用しています。操作性や見栄えがよいためです。Issueの登録、対応者のアサイン、対応の進捗状況などの共有・管理ができます。Issueにコメントが付いたり、解決したりといったイベントがあるとメールで通知されメンバー間で共有できます。ところが最近職場のサーバ設定が変更されたためかメールが配送されなくなってしまいました。

そこで、RSSによるIssue情報配信の仕組みを作ってみました。IssueはMySQLのテーブルで管理されているので、未完了のIssue情報をSQLで抽出し、title要素やdescription要素を出力しました。link要素にはIssueのIDをURLパラメータとして出力することでIssueの詳細ページにジャンプできるようにしました。生成したXMLファイルを一定時間毎にApacheのhtdocsにコピーするようにcrontabを設定しました。言語はPHPを使ってみました。

Firefoxのライブブックマーク、Operaのニュースフィード、RSS Gateなどで動作を確認しました。けっこういい感じです。ファイルを置くだけなのでメールよりも手軽に効果が得られます。プロジェクトメンバーの中にはIEしか使わない人もいるのでRSSバーなどの使用を奨励しなければ。