coLinux導入

Libretto L5のVine Linuxは全然活用できてないため、普段持ち歩くX40にcoLinux 環境を構築しました。coLinuxはWindowsで動作するLinuxカーネルで、いわばLinuxエミュレータです。Debianをはじめ、数多くのディストリビューションが利用できます。

VMWareなどのPCエミュレータなどとは比較にならないほど高速に動作し、ホストPCへの負荷も少ないので、すっかりお気に入りです。colinux deamon を Windows Serviceとして登録してしまえば、外部にあるサーバと変わりません。

GNOMEなどのデスクトップ環境は未導入で、もっぱらtelnet接続です。NetworkはTAPドライバをNAT接続で使っていますのでLANと接続していない状態てもDebianを弄れて楽しいです。

...と楽しんでいたら、Linux環境でのシステム構築の案件が入ってきて、業務でもかなり本気で使うことになってしまいました。orz

ネット上で、先達が沢山情報を提供していただいているので、セットアップは意外と簡単でした。

参考にさせていただいた情報へのポインタをまとめてみます。

  • 概要説明から詳細なインストール手順まで、定番サイト

 http://scratchpad.fc2web.com/colinux/

  • ディスクイメージの増設やswapイメージの作成

 上のサイトよりも新しい情報が補足されています。
 http://eto.com/d/coLinuxNewPartition.html

他にも多くの方々がインストールのログを残されています。

X40はHDDの空きが少ないので少し整理してディスクイメージを4GB確保。X40のRAMは512MB搭載ですが、coLinuxへのメモリ割り当てを128MBにしたら、Windowsごと固まってしまったので96MBの割り当てで運用してます。

Windows版のApacheとかCygwinの設定で苦労する必要はありません。PHP、Ruby、Perl等でのWeb開発やGCCを使った開発をされている方にはお勧めです。