同僚の人(id:yous,id:imada,id:sixpetals)と共同執筆で、Tracの入門からプロジェクトでの本格活用までをカバーした本を書きました。店頭発売日は9月17日です。

Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
- 作者: 菅野裕,今田忠博,近藤正裕,杉本琢磨
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/09/18
- メディア: 大型本
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Tracって何? Wiki記法って何? という人にも、ワークフローカスタマイズやプラグインインストールしまくって俺様仕様にしてやるって人にも応える内容となっています。
そもそもTracってどう使ったら効果が出るの? ということをメインテーマに書いたつもりです。
章立ては以下のようになっています
第2章 Tracの準備——問題管理を始める前に
Tracでプロジェクトの情報をどのように管理するのかを説明しています。リリースやマイルストーンなどの概念についても説明します。⇒ Trac管理者、開発者向け
第3章 問題をTracする——Tracによる問題管理の実際
問題の発生から解決まで、Tracを使ってどのようにワークフローを回すのか? オンラインヘルプだけではわかりにくいこの部分を、架空の開発プロジェクトに発生した問題を例にして、豊富なスクリーンショットを交えて解説します。インストールする前に運用イメージがつかめます。 ⇒ プロジェクトリーダー、開発者向け
第4章 プロジェクトをTracする——開発プロジェクトへの導入
プロジェクト管理ツールとしてどうなのか(そもそもプロジェクトで何を管理しなければならないのか)が分かります。 ⇒ プロジェクトマネージャー、リーダー向け
第5章 Subversionとの連携
TracのウリであるSubversionとの連携について解説しています。commit-hookを使いこなしましょう ⇒ 開発者向け
第6章 逆引きTrac
ワークフローのカスタマイズ、プラグインによる機能拡張、IDEとの統合、管理者が楽できる方法などTipsが満載です。「〜したい」という逆引きで調べることができます。 ⇒ Trac管理者、利用者全員向け