Chrome 2.0 の User Scripts 対応で AutoPagerize が使えるように

先日バージョンアップされた Google Chrome ですが、Greasemonkey 相当の機能が実装され、User Scripts の動作が可能になっています。

Chrome 起動用のショートカットで --enable-user-scripts オプションを指定することでUser Scripts が有効になります。Greasemonkeyのような Script のインストール機能は付いていないので、手動で配置する必要があります。

  • Windows XP の場合、
    • C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\Default\User Scripts
  • Windows Vista の場合
    • C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\User Scripts

に user.js を置いて、Chrome を再起動すればOKです。Greasemonkey との互換性はそれほど高くないそうですが、とりあえず、oAutoPagerize でブラウジング環境がかなり快適になりました。

この oAutoPagerize ですが、Tumblr のダッシュボードで使うと、ページ下部の「Next Page →」のリンクをマウスでロールオーバーしないと次のページが生成されないという挙動を示しますが、Google の検索結果などで本家同様の動作でした。

Chrome は軽快な動作を優先するためアドオンを組み込むための機構が(今のところ)提供されていませんが、徐々に使い勝手が向上しています。マウスジェスチャーなどは「かざぐるマウス」などの外部のイベントフック型の常駐ツールで実現されていますので、User Scripts が充実すればさらに便利になっていくでしょう。