Coda 2/Diet Coda を使ってみた

少し前にHTML オーサリングツール Coda 2 (Mac 版)と Diet Coda(iPad 版)がセットで5,000円ちょいというキャンペーンをやっていたので思わず購入してしまいました。

ふだんホームページの更新は Vim(と project.vim)でやっていますが、ちょっとした更新に使ってみることにしました。サイト管理画面で FTP の設定やリモート/ローカルのルートディレクトリーの設定をするだけで、オーサリング作業に入れます。HTML や CSS は手打ちですが、エディターは軽快で、タグのコード補完も程よい感じです。まあ HTML 編集だけなら、Aptana でも十分ですが。

プレビュー機能はなかなか強力で、Amazon のガジェットとか SlideShare の埋め込みなど、サイトに配置してみないと確認しづらい JavaScript 部品もちゃんとプレビューできます。

AirPreview という機能を使うと「iPad で Diet Coda を起動した状態で Mac の画面にカメラを向けて待て」みたいなメッセージが出るので言われた通りにすると Diet Coda にプレビューが転送されてきます。一度コネクションが出来てしまえば2回目以降は AirPreview ボタンを押すだけでプレビューを飛ばせます。 iPad の Safari での表示状態が確認できるだけなので微妙な機能とも言えますが。

Diet Coda の方はまんま Coda のサブセットという感じです。サイト設定にローカルディレクトリーの指定はなく、FTP で取得した HTML をメモリー上で直接編集してアップロードする方式のようです。Dropbox との連動ができるとさらによいなあと思いますが。ちなみに Diet Coda には ターミナルも付属しているので、SSH でサーバーに接続して、設定作業もできてしまいます。

Coda 2 はいろいろと高機能のようですが、基本的な HTML 編集とサイト管理にも十分使えるし、iPad でもフルセットに近い編集作業・サイト管理ができちゃうのは素晴らしいと思いました。時代も変わったものです。