アーリーアダプターの方々が Oculus Rift とか HT Vive を入手してその素晴らしさを発信し始めたので、まずはお手軽な Cardboard を体験してみようと思い VR SHINECON の 3D ヘッドセットを買ってみました。

TechMe VR 3Dグラスメガネセット 3D動画 6インチ以下のスマホ対応 プラスチック製
- 出版社/メーカー: Shenzhen Three Zero One Technology Co., Ltd.
- メディア: エレクトロニクス
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数千円のヘッドセットですが、結構しっかりした作りでした。スマホとの距離や両眼のレンズの離れ具合は簡単に調整できました。眼鏡の装着は無理。
Nexus 6P の装着は簡単だけど、金具のバネを広げてはめ込むのがちょっと面倒でした。
Oculus は DK2 のデモは体験したことがあるので スマホの解像度と処理能力ではそれほどの没入感は得られないだろうなと思いつつ、いくつかのアプリを試してみました。
まずは、ジェットコースターアプリ。ただ乗って周囲の景観を眺めていればいいだけ。Oculus のジェットコースターデモでは、遠心力とか加速度を体感できるレベルだった記憶があります。そこまでの迫力はないけど、かなりよくできていました。
東京の名所に滞在できるアプリ。地面のマーカーに注視点というかカーソルを合わせることで、場所移動できたりします。
人間の体内?に分子レベルのサイズになって入り込んで悪いウィルスを退治する・・みたいなレーシングゲーム? これもマーカーを一定時間注視することで、シーンが切り替わっていくタイプでした。
Google Street View は通常のスマホアプリですが、Cardboard モードがあります。マーカーはタッチが前提なので、Cardboard 装着する場合は Wireless のコントローラーが必要になります。今回は Apple Wireless マウスをペアリングしてマウスカーソルを表示させてみました。正直マウスだと厳しかったです。
まだ無料アプリしか試していませんが、しばらく楽しめそうです。
Google I/O 2016 では、Cardboard の進化系のプラットホーム Daydream が発表されていました。
ハイスペックなスマホが要求されるんでしょうけど、安価で手軽に VR 体験ができることから Oculus や PlayStation VR のようなゲーム用途とは異なるユースケースで普及していくかもしれません。