VS Code の ChangeLog メモ用 Extension を Marketplace に公開しました

数ヶ月前に作った VS Code Extention の changelog-support.

blog.kondoumh.com

ずっと ~/.vscode/extensions に手動配置して使ってましたが、せっかくなので Marketplace からインストールできるようにしようと思い立ちました。

VSTS 改め Azure DevOps にアカウントを作成して Publisher 登録とアクセストークン取得が必要です。

dev.azure.com

話がそれますが、この Azure DevOps では、コードリポジトリが作れて、ビルド・テスト・デプロイのパイプラインが構成できます。GitHub のリポジトリとの連携もできますし、 OSS なら無償で使えるそうです。VSTS って使ったことなかったんですが、UI も洗練されていてよい感じですね。

VSTS から UI が変わりましたが、この記事で書かれている通りにいけました。

blog.toshimaru.net

アカウントを作ったら、ひとまず organization を作成します。そして、organization の Settings 画面で公開用のアクセストークンを取得します。

f:id:kondoumh:20180915082528p:plain

Visual Studio Marketplace の publisher 登録画面から Publisher 登録をします。申請の翌日に verify 通知がきました。

以上で、いつでも Marketplace に Plugin を公開できるようになりました。

公開準備として、Extension プロジェクトの package.json に publisher などの情報を追加しました。

  "publisher": "kondoumh",
  "repository": {
    "url": "https://github.com/kondoumh/changelog-support"
  },
  "author": {
    "name": "kondoumh",
    "url": "https://kondoumh.com/"
  },
  "categories": [
    "Other"
  ]

Extension を公開するための CLI ツール vsce をインストールします。

$ npm install -g vsce

Publisher 名でログインします。

$ vsce login kondoumh

この時、事前に取得したアクセストークンを入力します。

あとは Extension プロジェクトディレクトリで公開用コマンドを叩きます。

$ vsce publish

エラーがなければ、パッケージングと公開が数分で完了します。

marketplace.visualstudio.com

最初 アイコンを SVG で作っていたのですが、SVG はダメというエラーが出たので png に差し替えました。アイコンは、draw.io で10分ぐらいで作りました。

VS Code の拡張ビューから検索してインストールできるのはやはり便利です。

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Marketplace への公開、めんどくさそうと思っていたのですが、意外と簡単にできました。