Mac のユニバーサルコントロールで Magic な入力機器に回帰

macOS Monterey 12.3 と iPadOS 15.4 がリリースされ、1台の Mac で iPad や他の Mac をシームレスにコントロールできるユニバーサルコントロール機能が解除されました(ただしベータ版)。さっそく macOS と iPadOS をアップデートして導入してみました。

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先日 iPad を Sidecar で第3のディスプレイにしたところでした。

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Sidecar とユニバーサルコントロールは共存できるっぽいんですが、画面とユニバーサルコントロールの対象デバイスは別物と認識されるようで、使ってる間にどちらかが解除されたり、Sidecar が有効だとユニバーサルコントロール対象デバイスの位置調整が思うようにできなかったりします。ベータ版だからでしょうか。

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Sidecar はすばらしい機能ですが、iPad アプリとの切り替えは画面に手をのばしてスワイプする必要があり、やや煩雑です。ということで Sidecar による画面拡張は廃止して、ユニバーサルコントロールだけを使う運用にしました。安定して使えています。

ユニバーサルコントロールは、物理キーボードや Trackpad を iPad にペアリングしてるのとほぼ同じ感覚で使えてかなり快適です。今のところ iPad 側にカーソルを移動しただけではキーボードのコントロールが切り替わらなくて、1度クリックというかタップしないといけないのがちょっと微妙なので正式版での改善を期待しています。

去年11月に REALFORCE をリニューアルしたところですが、ユニバーサルコントロールだと iPad では US キーボードと認識されてしまうのと、机が狭くなっちゃってるので Apple Magic Keyboard を復活させました*1。Magic Keyboard は常用してると指先が痛くなるので3年前に iPad 用にしてたのを再び MacBook とペアリング。

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タッチは REALFORCE の方が圧倒的によいですが、やはりコンパクトで USB ケーブルも使わないのでスッキリします。Karabiner-Elements などサードパーティのドライバーも不要。マウスも Windows 用エルゴノマウス使ってたのを Magic Trackpad に戻しました。当然 MacBook との相性は完璧でスクロールもスムーズ。Magic Trackpad だけだとドロー系ツールで図を書くときなど厳しいので Magic Mouse で補ってます。再利用なので余分な出費も不要です。

ということで、ユニバーサルコントロールを Apple の周辺機器だけで使うのはとても快適です。純正周辺機器は正義、ワイヤレスは正義、という思いに至りました。副作用として時々 MacBook の画面を指でタッチしそうになる問題が。あと指先痛い問題が懸念ですが極力ソフトタッチでタイプするよう心がけてます。Magic Keyboad の荷重はやや重めなので MacBook Pro 本体ぐらいの柔らかタッチ Magic Keyboard の登場が待たれます。

*1:最初 MacBook 本体のキーボードと Trackpad 使ったらいいじゃんと思って試したのですが、パームレスト部分の熱がじわじわきて低温やけどになりそうなのでやめました。