Visual Studio 2005

MSDNサブスクライバダウンロードからダウンロードできるようになっていたので、早速DVDのISOイメージをダウンロードしてインストールDVDを作成しX40に導入してみた。導入したのは Professional Edition

.net 2003のように Prerequisites CDが別になっていたりせず、必要なモジュールを検索して自動でインストールするので楽だった。MSDNライブラリまで1枚のDVDでセットアップできた。MSDNのDVDイメージも落としていたのだが不要だった。

最初の起動時にはIDEのスタイルを選ぶダイアログが出て Visual C++スタイルを選択。自動でConfigurationをやって立ち上がる。

エクスプローラでは.net 2003 のソリューションファイルのアイコンには7.1という修飾子がついて一目で識別できるようになっている。
クラスビューでは従来クラスアイコンの配下に表示されていたメソッドやメンバー変数が、別枠に表示されるようになっており、メッセージマップに関連するクラスメンバーも識別できるようになっている。ベースクラスをツリーで遡ることができるほか、ソリューション内の派生クラスもブラウズできる。

ソースなどのドキュメントタブはマウス中ボタンクリックで閉じることが可能になっている。全体的に動作は軽めで、起動も速い。X40でもストレスなく開発ができそう。

既存の小さなソリューションをインポートして動作を確認した。その後、boost1.33をダウンロードして、ライブラリをビルド、boostを使用しているプログラムをビルドした。C/C++コンパイラのオプションはけっこう変わっているようです。boostはちゃんとVisual C++ 8に対応しています。

C Magazineの記事によると、新機能のコード分析とアノテーションで強固なコードが書けるようになったらしい。IDEがコードレビューしてくれるのでプロジェクトに導入しやすいと思う。Professional版ではコード分析のオプションがないようです。でもアノテーションがかけるのはよいですね。C++/CLI で「C++で.net」もやりやすくなっているようですし。

向こう数年間のC++開発環境をセットアップ完了しました。