VS Code の統合ターミナルで Bash on Ubuntu on Windows を使う

VS Code の統合ターミナルはよくできてました。

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Windows では標準でコマンドプロンプト、PowerShell も使えます。

Windows 10 なら Anniversary Update で搭載された Bash on Ubuntu を使いたいところですよね。

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VS Code の統合ターミナルで Bash on Ubuntu を指定する方法は↓のブログにありました。

pjdecarlo.com [ファイル] -> [基本設定] -> [ユーザー設定] で以下のように設定します。

    // Integrated.Terminal
    "terminal.integrated.shell.windows": "C:\\WINDOWS\\sysnative\\bash.exe",
    "terminal.integrated.shell.unixlike": "bash.exe"

設定が完了すれば Ctrl+@ キーを押すと統合ターミナルが bash で起動します。

起動時のディレクトリは/mnt/c/Users/<username>のように、bash 側から Windows ファイルシステムをマウントしているパスになっています。ですので、Windows の任意のフォルダを作業フォルダとして使うことができます。

bash を普通に起動したときは日本語入力ダメでしたが、統合ターミナルが対応してるので一応入力できます*1。テキストのコピペも統合ターミナルで新しくサポートされたコンテキストメニューからできますので、標準の端末より使い勝手はかなり上です。

tig や vi も普通に使えます。

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これで Windows でも OS X でもほぼ同じ環境で作業ができるようになりました。

*1:キャレット位置がずれてしまうので今のところ実用的ではありません